小松台地域自治区 冒険遊び場プレーパークの設立を宮崎市に意見

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冒険遊び場プレーパークの設立が難しい理由とは?

 

冒険遊び場プレーパークという響きはとても良いですね。公園にもブランディングが求められる時期にきているのかもしれません。

大人げない意見をすると市は公益の為にしか動けないのでこの形では意見が通らないでしょう。

まず、小松台地域自治区地域協議会が提案した小松台公園をクローズアップします。

 

場所はここです。


立地的に駐車場がありません。この公園の存在意義は歩いてこの公園に行ける周辺住民のための公共の場となります。

つまり、ごく限られた住民の為の新しい施策になるので予算が使えないのです。

 

どうして予算が付かないの?

市は市民の為に平等、公平に判断しなければなりません。

仮に小松台公園に冒険遊び場プレーパークを作ったとします。

そうすると、それを見た他の自治区から、「ウチの公園もお願いします!」と、言われると平等、公平な立場で判断しなければ行けない市は実施しなければなりません。

よって、「冒険遊び場プレーパーク」を実現するには特定の条件が必要になります。

 

冒険遊び場プレーパークを実現する方法

1.自治区ひとつにつき、冒険遊び場プレーパークを設置する

2.駐車場が充分に確保でき、住所に関係なく市民が利用できる公共の場として提供できる

この2案になります。
小松台地域自治区は小松台公園を冒険遊び場プレーパークにしたいので、必然的に1しか手段はありません。1を実現するには宮崎市には22の自治区がありますので22箇所設置しないといけなくなります。但し、これを一斉ではなく、導入時期を段階的に行い予算をつけていく方法はあります。公園が設置から◯年経過しており、老朽化の為に新設が必要と判断とした場合です。

小松台自治区の思惑とはズレることにはなりますが、最も現実的な導入手法だと思います。

 

滑り台1つ42万円と言われていますから、冒険遊び場プレーパークの機能を充分に満たすとなれば、1つの公園で1000万円。総額2億2000万円ぐらいの事業になるかもしれません。

 

未来企画室は冒険遊び場プレーパークの設置に反対なのか?

実は全くの逆で賛成です。日本は少子高齢化に伴う急速な人口減少の途中です。いずれ東京ですら人口減少します。

では、宮崎で人口を増やすにはどうしたらいいのか?

出生率が2.0を超えていませんので自然増はありえません。

いくつかある答えの中で、最も有効そうなのが移住者を増やすことです。

その為には、宮崎県が日本一子育てしやすい県であることです。

子育て支援にどれだけユニークで魅力的な施策があるかは明暗を別けます。

冒険遊び場プレーパークの設置にはイニシャル(一時的な費用)はかかりますが、ランニング(維持費)は少ないですのでぜひとも実現して欲しいです。

 

参考文献

宮崎市議会広報

 

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